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腐っても小沢一郎

小沢グループ、会派離脱案も 離党慎重論に配慮
 消費増税関連法案に反対した民主党の小沢一郎元代表は28日午後、輿石東幹事長と会談する。小沢グループ内には衆院の民主党会派からの離脱を検討する動きも浮上。グループ内の離党慎重論に配慮し、結束を保つ狙いがある。ただ党執行部の了解が必要で実現性は不透明だ。  小沢氏は28日昼、超党派のグループ勉強会で「最終の審判はいずれくる総選挙においてなされる」と呼びかけた。終了後、離党を検討している衆院議員35人とグループの参院議員14人を前に「最善の道を最後まで模索する。うまくいかなければ重大な決断をしなければいけない。一任をお願いする」と語った。
2012年6月28日 朝日新聞

やはり、腐っても小沢一郎は小沢一郎だった(笑)
端から期待はしてなかったけど、まさに予想の範囲内で、まったくもって面白くもなんともない。
散々世間を賑わせておきながら、と言っても、要はいつもの黙して語らずによって、世間が勝手に騒いでただけなんだけど、消費税法案に反対票を投じたのみで、結局のところ、民主党執行部に揺さぶりをかけるべく党内にしばらく居座り続けると決めたようだ。
多くの国民が、消費税法案の可決に憤りを感じている中、反対票を投じたにも関わらず、小沢一郎を支持する声がさっぱり聞かれないのも、毎度、こうした政局的観点に基づいた合理的な動きしか見せられない、彼の変わり映えのしない政治姿勢がもたらしているんだろうなと改めて実感。
まさに、風を読む政治家ではなく、風を起こせる政治家(実際は、風を起こせそうな政治家なのだが...)でなければ、今の有権者の支持を集める事は出来ないんだけどね。
ということすら小沢一郎はもはや読めていない(笑)
政治に対する不平や不安を日常的に抱くほど、国民生活がひっ迫していることを彼はまるで理解できていないんじゃなかろうか。
選挙の時だけではなくて、政治家としての普段の行いを有権者は見ていることを、いい加減気づいた方がいいと思うよ。
というか、もう気づいても今更遅いとは思うけどね。

万が一、与党過半数割れの議員数を引き連れて新党を結成し、野党と組んで解散総選挙を成し得たとしても、小沢新党が支持を集める事は確実に無いでしょ。

一方、民主党執行部。
てっきり、こちらは厳しい処分をちらつかせながら造反者への締め付けを図ると思いきや、そうだった、彼らがアメーバ政党だったことをすっかり忘れてた。
そもそも、翼賛政党に反対意見なんて存在する訳が無いし、処分の必要性が生じるはずもない。
あらゆる政敵を飲み込むモンスターさながらに肥大化していくだけで、いずれは腐って崩れ落ちる他ないと思うんだけど。
というか、もう充分腐っているはずなんだけどね。

などと、そんな皮肉を悠長に言っている暇は無い、もはや、日本の政治は、いや社会は深刻な状況に陥っていると思う。
原発再稼動にしろ、消費税増税にしろ、政治が国民を欺いてまで推し進めようとしていることに、怒りを禁じえないし、それに同調する既存の大手メディアには、もはや不信感しか沸いてこない。
これほどまでに、不条理なことがまかり通る事態は、異常としか言いようがないと思う。

これを期にはっきりと口にしたい。
今の、日本の政治は狂っている!
政党や政治家はもちろん、官僚に大企業や大手メディアような、いわゆる既得権者達が、国民生活を食い潰してまで、己の保身のことしか考えていない。
そして、国民もまた、目先のこと、自分のことしか考えられなくなってきている。

こういう時だからこそ、物事を客観的に考え、総論で語れるようにならなければいけないのだが、世の中の流れは、益々逆行しているようにしか思えない。
果たして、この流れを変える術はあるのだろうか?
今の状態が続くとするならば、この滅び行く日本で、どうやって生きていくのかを真剣に考えなければいけない時が、確実に近づいているようだ。

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