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橋下市長、RPGに夢中?

ブログを再開した理由のひとつに、橋下大阪市長の存在がある。
というのも、彼のレトリックの術中に、いとも簡単に引っかかってしまう愚かな連中がなんでいるのか不思議でしょうがないんだよね。
もちろん、政治家としての橋下市長は極めて要注意人物であることは当然として、もっと厄介なのは、政治不信の反動なのか、たいして深く考えもせずに橋下を支持する愚かな連中が大勢いること。

利害が一致しそうな政治家や政策を支持する事は、ある意味当然のことだとしても、多くの大阪市民にとって、橋下市長の打ち出す政策に、一体の何の利害が一致するのか、はっきりいって皆目検討がつかないね。
もし、橋下市長の言動に、カタルシスを感じてるだけで支持しているのだとしたら、これ以上、危険なことはないっしょ。

そもそも、それぞれ立場や考え方が異なる人々によって社会が構成されているのだから、全員の利害が一致することなどあろうはずもない。
だからこそ、民主主義が利害の調整を図るための政治システムとして存在していてる訳なんだけど、
橋下市長の政治手法は、その民主主義のプロセスをすっとばして、物事を単純化、二極化することで、矮小化した善悪二元論を作り出し、政治解決を迫ってるに過ぎないんだけどねぇ。
複雑に利害が絡み合うの世の中だからこそ、民主主義があって、調整役として政治家の存在が必要とされてるはずなんだけど、橋下市長がやってる政治は、調整どころか、敵味方に分断するだけでしかないんだけど。
世の中、そんな簡単な話じゃないっつうの(笑)
しかも、争点や、敵味方のキャスティングまで、全て橋下さんのシナリオによって作りあげられた茶番を、見せ付けられているだけの話なのに、メディアから一般市民まで、なんでわざわざ橋下劇場の舞台に登って、一緒になって騒ぐのか、まったくもって不可解。

そういう妄信的な人々を、作り上げることこそ、橋下徹最大の政治目標だということが、わからんもんかねぇ。
彼の政治家としての歩みを見ていると、最高国家権力というお宝を目指す、ロールプレイングゲームをやっているようにしか思えないんだけど。
それにしても、新たな敵キャラが、よくもまぁ、次から次と出てくるね(笑)
彼にとっては、君が代不起立教師や刺青市職員も、でもって脱原発も、ゲームを進める上でのアイテム程度にしか考えてないと思うよ。
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